ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

荒川アンダー ザ ブリッジ THE MOVIE

ちょっと酷かったですよ、これ…。
まずドラマ版を見てないとわけが解らなかったのでは?と同時に、
前半はほとんどドラマ版の使いまわしであらすじをなぞります。
かといってドラマ版とまったく異なるストーリーでも無く…ほとんど同じ(笑)
それらに覆いかぶさるように、映画版では主に林遣都演じる主人公・リクと上川隆也演じる父親とのやりとりに焦点が当てられていたという印象。
でも、それもそこそこなんだよね〜。
演出も画もドラマ版とほとんど変わらないわけだから新たに感想とかあんまり無いです。
交通大臣を演じた高嶋政宏は良い味出していたと思います、その存在感にだいぶ救われた。
ドラマ版ではよくできていた映像作品としてのクオリティも本作ではとくに感じられず。
ドラマ版はショートフィルムとしてはしっかり成立していたから。ちなみにドラマ版の感想はこちら
あといくら自ら映像化を希望していたとはいえ小栗旬は前に出すぎでげんなり。
ステラ以外のキャスティングには手を抜いた印象は無かったものの、リクの母親役がニノ演じる桐谷美玲とか(笑)
最後の最後で安易だな〜と。


とにかく浅はかな印象。
なんで映画つくっちゃったんだろう。。誰得なんだろう。。
逆にドラマ版見ちゃったから楽しめなかったのかな。。
この尺や内容ではせっかくのキャラクターやストーリーのおもしろさとかちっとも伝わらない。。
ここまでくると原作とはまったくの別物と考えていいと思います、はい。