ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

忍たま乱太郎

スポットで見た加藤清史郎くんが超可愛い+三池崇史監督ということで観てまいりました。
そしたらまぁキャストが豪華でたまげた(笑)、超贅沢です。
山田先生役の寺島進が超ソックリ!女装まで似てるんだもん(笑)
土井先生役の三浦貴大が爽やかに演じてたのも良かったです。
杏ちゃんと中村玉緒のある意味ダブルキャストの山本シナ先生も…
…と大人キャストに関しては挙げていくとキリが無いのでこの辺で。
ルックス的には、とにかく文句無しのキャスティングでした。
ただ、それぞれの演技に関してはしっかり演じてる人と持ち前のキャラで通してしまっている人とで分かれていたと思います。
その点では中村獅童や檀れいの夫婦役なんかが良い味を出していたかと。


前半はとてもコミカルかつテンポ良く、娯楽エンタメとしては申し分無かったです。
世界観もここでガッチリ固めてしまうわけだから意外となんでも受け入れられる。
ところどころ会場からも笑いが起こっていたし、原作を知らなくても楽しいと思う出来。
アクションシーンもしっかり撮っていて見ごたえ十分。


ところが後半になると、なんか無駄にややこしい、面倒くさい。
ごちゃごちゃしすぎました。無駄なキャストも多かった。
無理矢理な流れのせいで一気に失速感と退屈感が。
せっかく途中まで楽しかったのに。


個人的には、乱太郎・きり丸・しんベエの3人が力を合わせて〜的なところを想像していたんだけどそれも無く。
結局は足が速いというだけの謎の乱太郎の抜擢、にも関わらず
最後は全くノーマークだった子が勝負を制するという、なんだかポカーンな流れ。
とにかく雑でしたねー。で、最後は大団円で、え?って感じでした。とっても残念。


そんなこんなですからエンドロールのメイキングのほうがよっぽど『忍たま』らしいと思いました。
大人も子供もみんな無邪気で可愛いかったです。