ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

マジすか学園2

前作より演出等の品質向上、キャラクターの力で物語を動かしていた点では良かった。
どんどん新キャラがでてきて物語が動いていくのはわくわくしたし面白かったです。
ただ個人的なピークは5話のゲキカラがミソに刺されたところまで。5話以降はテンションが下がる一方でした。


一部の登場人物を描けば描くほど薄っぺらくなるんだよね、なんでだろう。
人間ドラマを挟んだ中途半端さがネタドラマに徹しっ切って無いというか。
後半も、前半同様もっと新キャラ出してストーリーをかき回してくれれば面白かったのになぁ〜。
結局ダンスのひとり勝ち、というか本作はSKE勢のほうが人材豊富という印象。
玲奈ちゃんをはじめとし、珠理奈ちゃんもくーみんも花音ちゃんも役柄も手伝って存在感が際立っていて良かったです。


例えば、おたべってなんなの?とか。
そんなの結局なんだっていいんだけど、中途半端に一部にスポットライトを当てたせいで、説明がなされていない、
解決していないことがずるずる気になってもやもやしちゃう。
各キャストのスケジュールの都合で無理なんですって話ならそこまでです。


最後は本当に酷くて、シブヤさんの謎の心変わりとか、なにあれどうした(笑)。
前述した不完全燃焼の部分を一掃してしまえと言わんばかりの乱闘と、
影で(実際に物語の裏で・笑)ひとりで自分と闘っていた前田逮捕で皆涙、で幕。
結局「前田が主人公」ってことにしたいのは解るんだけど今回の展開では厳しいでしょう、シブヤさんかわいそうに。
チョウコク除くOBの出番の少なさ、優子先輩の三つ子設定なんかも前作の無駄遣いでしかない印象で残念。


佐江ちゃん的には良かったのでは。演技も相変わらず安定。
リーゼントに長ランで男キャラで何が何でも目立つ設定。
4話での戦闘シーンはゲキカラ戦に並んで良かったし、キーマンの一人であるゲキカラとの絡みも多くておいしかった。
尺との例のシーンはビックリしたけど(笑)、髪を下ろしても男前でございましたよ。