ミーハーでごめんね

ヲタク気質のミーハーの忘備録。ネタバレ要注意。月別アーカイブを見られるようにしました。

八日目の蝉

凄かった!!!
最近見に行った邦画はミーハー心炸裂ゆえの…それなりの映画だったもんで反動が凄い(笑)


役者の演技がそれぞれ凄くて、ずっと泣いてる状態でした…そう、ポニョ現象。
(『崖の上のポニョ』でストーリーどうこうの前に目の前のアニメーションがあまりに素晴らしすぎて涙が止まらなかった現象。
最近では『JIN-仁』の再放送。ちなみに現在放映中の続編は裏番組の『マルモのおきて』に夢中なので見ていないのです。)
脇を固める役者さんも含め、皆さん素晴らしかった。


そんな中、特筆すべきはやはり永作博美の演技。
これは賞レースで名前が挙がるでしょうね。素直で純粋な、がむしゃらさが痛いほど伝わってきました。
少々エキセントリックな小池栄子もとても良かった。
井上真央ちゃんも良かったんだけど小池栄子に食われちゃってたかな。
主演なので無感情を思わせる場面のなかでもう少し強弱をつけた演技ができていたら作品自体が一層良いものになったのではと感じました。
それでも良い女優さんになったなぁ〜としみじみ。
劇団ひとりをスクリーンで見たのは『嫌われ松子の一生』以来だったので私の中ではすっかり事後の半裸姿キャラ(笑)
彼も良かったです。


ストーリーも面白かった。外の世界と隔たれた新興宗教集団での生活が良いアクセントになっていました。
全編にわたって感じられる様々な形の"母性"、
過去と現在、2人のヒロインが生きる2つのストーリーを交差させる展開がとても効果的に、うまくいっていたように思います。
そしてラストシーン。
鑑賞者としては、あの後、ふたりのヒロインが再会するシーン、
またはその後のストーリーも見たいという気持ちも強いです。
でもあえてそういった層に媚びず、余韻と余白をたっぷり残したラストは正解だったと思いました。