ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

マーク(NCT)× アリン(OH MY GIRL) @ソウル公演芸術高校 3年5組



きっとえがおのすてきなそのひとは、




あなたといっしょにいきるひと。






マーク、アリンちゃん、高校卒業おめでとうございます!


そしてふたりの高校卒業とともにマクアリンシッパーとなった私は、
いったいこれからどうすれば/(^o^)\
いやさ、知らなかったんだよ!
ふたりが同じ高校で、同じ学年で、同じクラスで、席が前後だったとか!
まっっったく知らなかったんだよ!


でも、マクちゃんが卒業式でハイタッチしたのはカン・ミナで?
っていうかミナちゃんもマクアリンと同じクラスで?
教室の後ろの席はアリンちゃんだけど、ハイタッチしたのはミナちゃんで?
で、今度、『音楽中心』の司会を一緒にやるのはミナちゃんで?
で、そこに居合わせるのはオン・ソンウで?
私はオンさんの女(ハイロー概念)で??????


えっ。




このたぎる気持ちを抱えながら、
ふたりの青春の日々に想いを馳せるオバケの誕生です。つらい。

アイドルには心も身体も健康であってほしいんだよ。

欅坂46』6thシングルにおける新フォーメーションの発表があった。
センターは平手友梨奈ちゃん。
欅坂46がデビュー以来6作連続でセンターを務めることになる。



私は"前田敦子ちゃんが絶対的センターである『AKB48』"をそれなりに見てきたこともあり、
センターが変わる・変わらないの問題に関してはいまとなってはとくになんとも思わない。
けれど、いまの欅坂46の現状や平手友梨奈ちゃんの状態(どちらもメディアから垣間見たささやかなものだけれど)を思うと、
"次のセンター"をしっかりと視野に入れないといけないのではと思ってしまう。
だって、いまの欅坂、しんどいんだもの。




あるとき、『欅坂46』はJ-POPアイドルの新しい風として写っていた。



まじか。




‪まさかいま『欅坂46』が、"欅坂らしい"・"欅坂っぽい"にとらわれているだなんて。




コンセプチュアルな表現で熱狂的な人気を得ている欅坂のイメージは、
私にとっては"平手ちゃんありき"だ。
彼女自身がそれでも"全然大丈夫"ならばべつにいいのだけれど、
つねに戦いの先頭に立たされていちばん傷を負っている姿を、
テレビ番組などという日常的に目にするそれらからですらも見せつけられる。
もはや"全然大丈夫"ではない。
それを「エンターテイメント」だというならば、もうこちらが目を背けるしかない。
それってもはや「エンターテイメント」なのだろうか?


AKB48前田敦子政権だったときは、
ご存知「神7」となどと呼ばれる強いフロントらがいたし、センターを争う大島優子がいた。
欅坂の姉グループの『乃木坂46』も、それにならってか「七福神」なる布陣を組んだ。
あっちゃんは実際には孤独だったのかもしれないけれど、
眺めていてとくに「かわいそう」とは思わなかった。
でも「平手ちゃんが次もセンター」と聞けば、まっさきに「かわいそう」だと思ってしまう。




私がAKB48にハマったの最大の理由はそのドキュメント性にあった。
だからこそAKBがドキュメンタリー映画という作品にパッケージされて売られたことに対してめちゃくちゃ違和感があったし、
そのような類のアイドルの裏側を「娯楽」として仕上げたつくりには、
プロであったはずのアイドルたちへの視線をも変えざるを得なかった。


いまは当時からずいぶん時間が経って、
支持されるアイドルのかたちだって変化しているのだと思う。
最近はもっぱらK-POPアイドルばかりを嗜んでいるけれど、
それはK-POPアイドルもJ-POPアイドルも同じだと思う。


だからって、「アイドル」のなかの「人間」が、
「人間」としてすり減らしちゃいけないとろに痕をつけることを作品にすることは、
絶対に間違っている。




2017年の終わりのほうに、ひとりのアイドルを失った。
そのアイドルは日本人ではないけれど、私のなかでまぎれもなく「アイドル」だった。
こちらは勝手に彼の見たいところだけを見ていた。
それにもかかわらずその衝撃はいまだに強くあって、
自分でも気がつかないような部分が変化したように感じる。
それくらいのことだった。


それ以来、以前のように「アイドル」というコンテンツに触れることができない、というか。
アイドルに対して自分が「こうであって欲しい」などという気持ちでさえ、アイドルを傷つけているんじゃないか。
無意識に、頭の片隅でそんなことを思うようになった。


「アイドル」は"「アイドル」ではない「人間」とは別の生き物"だというふうに思っていた。
K-POPアイドルに関してはとくにそれが強くて。
けれど、そんなK-POPアイドルにおいて"「アイドル」は「人間」なのだ"ということをいよいよ突きつけられたのだった。


平井堅の『ノンフィクション』という歌がある。
それは、"そのとき"に、日本のK-POPアイドルファンのあいだでとても話題になった。
奇しくもその曲を平手ちゃんが音楽特番でパフォーマンスしていた。
それ自体にはとくに意味もなければ関連性もない。
けれど、「アイドルには心も身体も健康であってほしい」と願うからこそ、
いまになってちょっといろいろと思うところがある。
完全にこちら側の問題なのだけれど。
だってパフォーマンス自体は素晴らしかったもの。
けれど、それらパフォーマンスにおける彼女の内側を勝手に覗いてみたいと思うことすら、
いまはしんどいしタブーのような気がする。
彼女はそういう存在になってしまった。
もう『SONGS』でキラキラした顔で未来を語る平手ちゃんはいないのだ。


そして『紅白歌合戦』があった。
結果的には見てはいけないものを見てしまったことになってしまったのだけれど、
真意はどうであれ、それはあたかもまるで"見せつけられた"ような感触があって悲しかった。
それは以前からあったいろいろなことが積み重なったものだ。




こうして文章を連ねることも、あちらの商売の「成果」になるのかと思うとげんなりする。
でも、もうそれでもいい。
私は私が好きな「アイドル」を諦めたくない。

EXO PLANET #4 – The EℓyXiOn – in JAPAN IN さいたまスーパーアリーナ

初めて『EXO』のライブにアリーナ席で参戦しました!
お友達のおかげです、本当にありがとうございます!



キービジュアルは、ネイリパ感。


いつもEXOのライブといえば、どうしても高いところから見下ろすのが常だったので、
アリーナの床を踏みしめて地続きのその視界にいるEXOを感じることができたのは、
本当に、すごく貴重な体験でした。。EXOはそこにいる。。


産まれて初めてアイドルの現場でアイドルの団扇を購入したのだけれど、
いやーなんつーかもうこれ武器ですよ!!!!!
持っててヲタクとしての戦闘力があがる気がする!!!!!いざ行かん!
と、武器だ!、と勇ましくお会計したわりには公演中はずっと抱きしめていました…乙女か。
すぐそこにいるひとの顔がでっかくプリントされてる団扇を抱きしめながら、
彼の人の御姿を見る…なんていう乙女プレイ…!


銀テープがギリギリ降ってこない席だったのですが(涙)、
前日も参加していたお友達が、「ハイッ♪」って昨日取ったぶんをプレゼントしてくれて、
銀テープ執着芸人の私は昇天しました~隣にも天使がいた~・・・・・・・
それとは別に、銀テープが降ったエリアからどんどん銀テープが運ばれ渡ってきて、
なんか、めっちゃやさしい世界でした・・・・・・・







センターステージは斜め右後ろから見る感じ。
下手側通路横で、メインステージからセンターステージに続く花道の、
ちょうど中間くらいの位置です。




みんな、歌もうまいし、それだけでなくダンスもしっかり踊っていて。
パフォーマンスはさすがでした。
なかでもジョンデの歌唱はズバ抜けて声量があって、
さいたまスーパーアリーナの天井が抜けるかと思いました(笑)
やっぱりドームで!ドーム以上の広い場所で!その歌声を響かせて欲しい!!!!!
『Diamond』の腰クイクイダンス、めっちゃ見たかったです~やらなくて残念~(涙)


メンバーのそれぞれの好感度がめちゃくちゃ高かった!
なんてホストとしてのサービスがいいんだ!、と思いました。
みんなプロのアイドルでした。
それはこれまでの空間などで魅せていた公演ではなかなか見えづらかった部分だと思う。
いまさらかよっていう感じもあるけれど(笑)、すごく親近感がわいた。
‪いちばんTHE☆アイドルを感じたのはシウちゃんだったりします。
さすが長兄、アイドル成熟度がすごくてトータルでぷりっとしていて(伝われ)最高だった!
愛嬌もあんなに振りまくようになって(涙)
あと、坊主頭のド・ギョンス様、めちゃくちゃありがたいので拝めて嬉しかったです!






以下、もやったことをウルロンウルロンしていたりするので、
もやりたくない方は\Turn back!/してください。






正直に言うと、「いままでと違う」。


いままでのEXOのコンサートって毎回毎回ちゃんと公演全体の「コンセプト」というか、
「世界観」がしっかりと設定されているような気がしていて、
それがすごく好きだったのだけれど、今回はそれらをVCRで補っていたような感じ。
VCRも個人的に謎解きストーリー手法がめっぽう苦手なので、あまりおもしろいと思えず。
公演のつくりかたが結構ざっくりしていて、どこにも見せ場を見いだせなかった。
ソロステージですら、存在感をあまり感じられなかった。
会場がドームから小さくなったことで、より公演の濃度がライトになったなぁと感じました。
もちろん、エンターテイメントとして、とても素晴らしい公演だったのですが。


ここ数年、ドーム公演が続いたというのもあって、それでもハコは大きくなれど、
代々木第一体育館で行われたはじめての単独ライブから、
「魅せる」ということに関しては公演に取り組む、
つくり手の心意気の方向性が一貫していたような気がするんです。
それぞれの内容は違っても、各公演の先にある新しい公演を必ず見せてくれるというか。
それらに少なくとも"EXOのステージであるという統一感"を勝手ながら感じていたのですが、
今回はちょっと毛色が違ったというか。


これが新しいEXOのライブのスタイルなのだろうし、
EXOのライブがこういったかたちで進化したというのならば、
そういうものなのかと受け止めるほかないです。




某バブちゃんの件に関しては、私は萌えられないです。
マジレッサーでごめんなさい。
「そうやってみんなで甘やかしてきたカワイイ^^」っていうのもあんまり笑えないです。
スネたこと自体は素直にカワイイ^^と思いましたよ。
でも、パフォーマンスが全体的にゆるくて、その原因の答えが本当にあの最後のスネたスピーチだとするならば、やっぱりがっかりしてしまいます。
結構周りの方々が「いつものことだから^^」ってそれを微笑ましく話していて、
まじかーとびっくりしてしまいました。
萌えとパフォーマンスは私の中では別物なんだなぁと、実感した次第であります。


MCに関してもそうなのだけれど、今回は萌えとMCのクオリティを繋げられなくて。
日本語MCは想像以上に頑張っていたけれど、MCはMCなわけで、公演の一部。
だから、公演自体にあまりハマれなかったがゆえにそんなにうまく反応できなくて。
せっかくへんきょうしてきてくれたのに申し訳ない気持ちです。すまん。
でも、みんなみんな、日本語すごく頑張って話してくれて嬉しかったよ!
すごーくすごーくかわいかった!チャニョルちゃんの団扇買ったよ!




とはいえですよ。
こらからの『EXO』の公演はどうなっていくんだろう、という興味はもちろんあります。
だって私はEXOが好きだもん。
これまで見てきたEXOが、これからいったいどういった変化を見せてくれるのか、
それをダイレクトに感じることができるのはやっぱりライブだと思っています。
公開当初、イマイチすぎると思っていた『Power』ですら、
本編の最後を飾るにふさわしい最高の一曲に変貌を遂げていたし。


今回のコンセプトだって、

楽園への招待状だもんね。


そーゆーキミたちが好きだよ。




VCR
1.Intro
2.The Eve
3.Forever
4.Ko Ko Bop
5.Growl
6.ダンスバトル(シウミン vs ベッキョン
VCR
7. I See You(カイ)
8.Call Me Baby
9.Touch It
10.Chill
11.For Life(D.O. 伴奏:チャニョル)
12.Sweet Lies
MC
13.Boomerang
14.Lotto
15. Ka-Ching(EXO-CBX)
16.Sing For You
17. Playboy(スホ)
VCR
18.手(チャニョル)
VCR
19.Cloud 9
20.What U Do?
21.Lucky One
22.Tender Love
MC
23.Cosmic Railway
24.Walk On Memorise
25.Heaven(チェン)
26.Go(セフン)
27.Electric Kiss
28.Coming Over
29.Run This
30.Drop That+Remix
31.Power

EN1.Monster
EN2.Don’t Go
MC
EN3.Angel

女子的生活

本当にいいドラマだった。
ごくゆるやかに主人公の「#女子的生活」を映す。
ただ、主人公「みき」がトランスジェンダーである、そんな話。


「みき」っていう女性が、すごく好き。
まっすぐでかっこよくてきれいで、でもどうしても人間くさい。



そう思わせてくれるみきを演じた志尊淳くんの演技に大きく左右される作品だったと思う。




\ワタシタチ、社会派ドラマやってるんです!/っていうドヤ感がいっさいなくて、
ただただ「みき」というしっかりとつくられたキャラクターの日常を、
丁寧にストーリーにしている、という感じがとにかく好印象だった。
そこにはとくに派手さとかはない。
だからこそ、みきが何者かという以前に、現代を生きるひとりの人間としてすごく共感できるところがあったりして、見ていて元気が出た。




私にとってそういった作品になった理由のひとつは、まぎれもなく"「志尊淳」という俳優"であるということ。
かわいいお顔、スタイルのいい身体、そしてその若さから、
どうしても志尊くんは"「志尊淳」っぽい"役が多い。当然っちゃあ当然。
正直それらの役は、先に挙げたルックスがあれば成立するような役が圧倒的に多い。


もちろん本作も例外ではなくて。
けれど、今回の「みき」という役からは、彼の俳優としてのパワーを見せつけられた。


"女装した志尊淳"のビジュアルの完成度は凄まじく、それはそれはキャッチーだった。
私もそれがきっかけで視聴したようなものだ。
ところが、ドラマのなかには"女装した志尊淳"はおらず、そこにいたのは「みき」だった。


一挙一動が私の知っている「志尊淳」ではなく、
また複雑な役柄設定にも関わらず、その複雑さなど微塵も感じさせない「みき」だった。
これには本当にびっくりした。
見くびっていて本当にごめんねそんじゅん、ていう感じ。
たぶん志尊くん当人よりずっとオトナを演じていると思うので、よりその技量が際立つ。
もっといろいろな役の彼を見てみたい。たのむぞナベプロ




町田啓太も『ハイロー』のノボル役くらいしかろくに見たことがなかったもんで、
こんな演技もできるのかとこちらもめちゃくちゃびっくりした。
バカでカワイイ後藤が最高にかっこよかった。



普通に、オメーら付き合ってくれよ案件。




先シーズンは『監獄のお姫さま』や『刑事ゆがみ』などを楽しく視聴していた。
伊勢谷友介であんなに遊べるのはクドカンだけだろうし満島ひかりの演技は物凄かった。
浅野忠信神木隆之介がバディの刑事ものだなんて映画並みの豪華キャスティングだった。
(神木くんの配役めっちゃよかった)
けれど、タイミング的に、このエンタメ色の強いテレビドラマという身近なフィクション作品をうまく消化することができなかった。
だからこそ寄り添ってくれる今作のような存在がなお優しく感じる。


すごい、よくやったNHK。ありがとうNHK
難しくなってしまいそうな「題材」を、完全にキャラクターの「個性」として扱っていた。
だから、"「みき」というキャラクターが主人公のドラマ"として、
みきに自分を重ねたりしながら、素直に楽しんで見ていた。
まぁ重ねたりするわけだからゲラゲラ笑って楽しむという類ではないけれど。
それはつくった側のビジョンがすっとこちらに伝わってきたからだと思う。

伊藤くん A to E

岡田将生ペンで、かつ"残念イケメンの岡田将生"推しなので、
この作品の岡田将生はまじで最高だった!!!!!
主人公「伊藤くん」を演じた岡田将生、まさにご褒美でしかない!!!!!


こんなに理想的な岡田将生が見られるだなんて!
それだけでもお金払った価値がある!
ウザさがめっちゃおかしくて、けっこう笑ってしまった!




でも、まじでそれだけ。


なんつーか、岡田将生、本作においてはあんまり「痛い」とは思えなかったのだけれど。
と、いうのも狙いのひとつなんだろうなーというのもスケスケで。
で、"そういう映画を撮ってる"ことのほうが、「伊藤くん」より痛いと思ってしまった。




だって作品につくり手の魂みたいなものがなにも感じられなかったんだもん。
熱量みたいなものが皆無。




なんで、これ映画にしたんや?、っていう。
原作は柚木麻子で連続ドラマにもなっていたらしいのだけれど、
今作はちゃんと映画仕様になっていたとは思う、なんとなくだけれど。
でも、それにもかかわらず、なんで?どうして?、って思っちゃう。
それにしてもあまりにも何も得なかった。というかこれぞ虚無。
よく映画に対して「ドラマでいいじゃん」っていう感想が用いられる場合があるけれど、
本作の場合はそんな言い方もできない。


脚本というか、セリフというか、もはや「文章」に全部頼ってる感じ。
目で見たものからあんまりなにかを感じることができない。


廣木隆一監督といえば「高良健吾」なので、
高良健吾ペンでもある私は、これって廣木監督の作品だったの!?、と、びっくりした。
最近、JK向けっぽい映画の監督もよくされていますよね~。う~ん。
でもラストのカットは好きでした。




キャスト陣はみんなよかったと思います。
山田裕貴はもはやこんなところにもいるのか案件。


ただ、岡田将生とダブル主演の木村文乃(矢崎女史)、悪くないと思うのだけれど、
なんとなくストーリーのインパクトに負けちゃっていたというか。
もう少し暴れてくれてもよかったのに~。
かといって岡田将生演じた伊藤もどんどん影が薄くなっていってしまって、
なんかどっちも作品における存在感が弱すぎて。


ストーリーをつなげる数人の女の子たちもそれぞれおもしろかったのだれけど、
いかんせん、ただ「ストーリーをつなげる」だけの役割しか果たしていないような気がして、
素材はいいのにもったいないなーって感じがしました。
主人公ふたりにもいえることだけど、とにかく登場人物の設定が投げっぱなし。扱いが安い。


なんつーか、最終的に結局「痛男」として扱われている伊藤の言ってることのほうが納得できてしまうというか(笑)
そんな風な印象を受けてしまうことそれがそもそもこの映画の弱さだよなぁと。




「伊藤!お前か!」的な、矢崎女史がパンチ食らうところもあるのだけれど、
そこもぜんぜん見せ場になっていないし、そこを起点に映画の動き(not ストーリー)が変わるわけでもなく。


ただ、そこからパッタリと伊藤が姿を見せなくなる。
そうなることで、現実の「伊藤くん」と創作物のなかの「伊藤くん」がぐちゃぐちゃになる感じはよかったと思うし、
そもそも「伊藤くん」という存在がいるのかいないのかわからなくなるような、
そんな伊藤の描き方は不気味でいいと思うのだけれど、う~ん、やっぱり弱い。




まぁ"残念イケメンの岡田将生"で元は取れたけれど、ダークホースが。


・・・・・・・・・・中村倫也!


かなりリアルな!下半身のムチムチバックショットがたまんなかったっすね!
現場で戦ってきた倫也のケツ!!!!!ああなんて!なんてケツ!
倫也を「クズ(ケン)」だなんて呼ばないで~!


将生がわたわたズボン脱ぐところも最高だったけれど、将生はケツがかわいすぎた!
あのケツはエリート若手俳優のケツですよ!
まぁどっちのケツも最高にキュートだったんですけどね!!!!!


池田エライザちゃんがベッドで夏帆に後ろから抱きつくときに、
ルームウェアからチラっと見えたおケツもソープリティーでした!(なんの話だ)

キングスマン:ゴールデン・サークル

前作が日本で公開されているときにはすでに続編制作とのアナウンスがあり、
楽しみに待っていたのでした。




で、観たんですけどね、、、、、


ちょ、ちょっと待って。
私の記憶のなかの『キングスマン』に望まないものを塗りつけられたような気分です。




"完結できるのに人気があるからだらだら続いている長期連載中の少年漫画”って感じで。
つくり手も自らがつくりあげた世界をたいそう気に入っているのだろう、やりたいほうだい。
残念なのはそこに「エンターティナー」の姿が見えてこないこと。
だからこちら(私)との疎通がうまくできない。悲しい。
逆にいうと、キャラクターや設定を愛しているひとは萌えられると思うし、
両手を広げて受け入れることができるのだと思う。


けれど"やりたいほうだい"やっているからこそ、
「このシーンはい終わり!」ってなったら、
あっさりと(いろんな意味で)木っ端微塵にぶっ壊して、
「はいはい次行くよー!」みたいな、自分のつくったものに愛を理由に執着しないスタイルは気持ちがよかった。




展開がめちゃくちゃに早いのはぜんぜんアリだと思うのだけれど、本作はただただ雑な印象。
「あれがやりたい!これがやりたい!」、ストーリーはそんなカットをか弱く繋げていてなんとも心もとなかった、、、、どんまい。
魅せることにこだわってるところにしかあんまり手が届いていなくて、
とくに敵方の描写や周りの様子なんかはかなりふんわりしていて、
彼らがどうしてとかなにがしたいとかがよくわからない。
怒涛のスピードのなか、よくわからないまま始まり、よくわからないまま終わった。。
スケールがでかいわりにはハリボテ感満載の景観のビジュアルなんかもシュールだった。
あんまりそこにも興味がないんだろうな(笑)
と、そのかわりにまったく重苦しくなくて、しんどさ皆無だったからこそ、
2時間半くらいの長尺だったにもかかわらずラクに観ることができたという。


でも、うわー最高にバカバカしいー!!!!!、って、
(私が)大喜びするくだりもあったりして、そこは通じた感。
けれどそれはマグレのホームランみたいなもんだと思う。
それでも私は好きだから好きなんだよ!、っていう。説得力がないのがくやしい。




ヤベーヤベー(悪い意味で)と思って観ていたけれど、
敵陣にエグジーとハリーが乗り込んでの戦闘シーンはかなり楽しかったです!
よかったー!楽しいー!よかったー!、って立って拍手したいくらいの気分だった(涙)
結構バイオレンス描写があるのにポップに昇華できるのはさすが『キングスマン』って感じ。
泣く。(泣かない)


バッキバキのキレッキレでスクリーンも大暴れのアクションシーンにおいて、
エグハリがあのお姿で、バカみたいな(超褒めてる)超カッコいい改造武器を駆使して応戦しているのがまじで楽しかった。
ああいう対戦ゲームありそうだしつくられそうだし、でもつくらないだろうからクール。
日本がゲームつくったけど、パズルゲームっていうセンスが残念。


でもなー。今回は、私のなかの少年があまりうずかなかったんだよなー。




いちばんショックだったのは、
タロン(・エガートン)ちゃん、いやエグジーが、ぜんぜんかわいくなくなっていたこと。
これ個人的に一作目でいちばん重要なところだったので(涙)
逆にコリン・ファース様、いやハリーがすごくかわいかった。逆転現象。


ジャパンのハリーも最高すぎるしぃ!



ハル・ベリー驚きの51歳の美貌も凄まじかったけれど、
ジュリアン・ムーアのしっかりと年齢を重ねたことが表れているからこその色気や女性らしさ、相反するあどけなさが際立っていて最高だった。
それぞれ「ジンジャーエール」とか「ポピー」とか、
ふわふわとしているけれど切れ味のいい役名がピッタリすぎるし、絶妙。
それにしてもこのハリウッドの大女優様たちがこんなゆるい、というか安い役をよくまぁという気もする。


エルトン・ジョンの功績がでかすぎる。
むしろエルトン・ジョンがいなかったら、まじでただのおバ〇映画になっていた気がする。
スーパーセーブ。大役。


でも、今作はなんといってもマーリン(マーク・ストロング)です!!!!!!!
もう、マーリンが主役みたいなもんだった。マーリン。




「な!?これでちゃんと終わるから大目に見てくれよっ!」みたいな、
たしなめられるようなラストがちょっと悔しい。
でもさ、そもそも本作でなにが「紳士」でなにが「マナー」なのかよくわかんないし、
わかんなくていいんだろうな、とも思ったりもする。
ちょっと構えすぎていたのかもしれません。


でもコリン様、いえハリー様がスーツをお召しになっている御姿を拝めただけでも、
さらにそれでいて素晴らしいアクションをスクリーンで見ることができただけでも、
本当に本当にありがたいことなのです。
ありがとう、『キングスマン』。

探偵はBARにいる3

ケイコ!!!!!私はひとりの女性としてケイコが好きだよ!結婚したときはヲタ友を取られた気分でしょんぼりしたくらいには好きだよケイコ!!!!!!!!!!だがなケイコ!なんなんだあのへっぽこ演技は!!!!!むしろあんな演技できる女優さんいるんですかレベルのシロモノだったぞ!!!!!いや、私はケイコが好き!だから問いたい!なんでケイコにヒロインやらせたん?????もうかわいそうすぎて見ていられなかったよ?????あんなへっぽこ演技のヒロイン見たことないよ?????いや見たことあるかもだけど!少なくとも私の今現在の記憶では見たことがなかったよ!!!!!そして全体的にいろんな意味で細い!それがなんかキャラクターに合ってない!!!!!そして、そんじゅん!!!!!漫画から出てきちゃったような美少年中二キャラ!アリだよ!!!!!しかしめちゃくちゃ浮いてたよ!!!!!すげー見てて恥ずかしかったよ!!!!!あの手のキャラはうまくいけばツメ跡残すんだけど別の意味で記憶に残ってしまったよ!!!!!今回は作品がキミには合っていなかったようだ!!!!!実はケイコより悪目立ちしてた気がしていてならないよ!!!!!君たちは悪くない!!!!!美しく生まれたことに罪はない!!!!!ただ!!!!!ケイコはキャスティングがミスった!そんじゅんはキャラデザがミスった!君たちは!悪くない!!!!!!!!!!(ここまで一息)(ひとまずこれはこれでここに置いておいて)





いやちょっと待って私このシリーズ大好きだったんですけれども・・・・・・




ダッサ!




めっちゃダッサい!!!!!
ダッサダサだったよ!!!!!!!!!!


基本的にはちゃんとおもしろかったのだけれど、
重要っぽい部分のカットがダサすぎたり、展開がダサかったりとか・・・・・・・
スローの格闘シーンとかほんとなんだったのあれ、びっくりしちゃったよ・・・・・・・
なんかもう、こう。


このシリーズってコメディタッチとシリアスタッチの緩急が痛快で、
イコール「ダサかっこいい」みたいなところがあると思うのです。
それが、探偵(大泉洋)と高田(松田龍平)という最高のバディによって、
「かっこいい」に極まるっていう印象だったのですが、
なんつーか今回はふたりには手に負えないダサさというか。




設定がガバガバ。めちゃくちゃつくり手の都合がいい。
だからなのかストーリーがぼんやりしていたような気がする。
エンタメとしてじゅうぶんよく楽しませていただいたけれど、その分の代償がでかすぎた。
どうやら監督が変わったそうで。納得。


監督、ちゃんと撮りたいものは撮れましたか?
芸能界のしがらみとかお金の都合とか結構苦労したんじゃないですか?
くやしくないですか?(テレパシー)




なんだか文句ばっかり垂れていますけれども、それも好きがゆえ…!
東映のロゴドッカーンからのオープニングの雰囲気とか最高でしたよ。


いまなにが起きているのかすらもわからなくて、
主人公と一緒に手探りで暗闇のなかで右往左往する感じがとてもスリリングで、
こういったタイプの映画はかなり久々です。


このシリーズの地域密着型の映画づくりは、"「ひと」の手"をじかに感じられます。
今回はなんと札幌市長さんや日ハム・栗山英樹監督までご登場!
すごい!めちゃめちゃ地元のパワーを感じる!


風景とか、画でも(いい意味で)めちゃくちゃ推してくるので、
行ったことのない、見たことのない景色なのに、不思議と愛着がわくんですよね~。




1作目2作目と観ているのですが、
大好きなキャラクターたちにまた会えるっていうのが嬉しいです。
そんなキャラクターらを魅力的に演じるレギュラーキャストのみなさま、本当に大好き。


今回はあいにくあんまりハマらなかったのだけれど、
こと「楽しい」・「おもしろい」についてはおすみつきのシリーズだと思うので、
次回作があることを願いつつ、そのときはちゃんとハマりたいです。