ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

舞台「TOKYO TRIBE/トーキョートライブ」夜公演 in TSUTAYA O-EAST

井上三太によるマンガ「TOKYO TRIBE2」の舞台化が決定。演出を梅棒のリーダー・伊藤今人、構成を家城啓之が手がけ、「TOKYO TRIBE」のタイトルで9月下旬から東京・TSUTAYA O-EASTにて上演される。


1997年から2005年までファッション雑誌・Boon(祥伝社)で連載された「TOKYO TRIBE2」は、架空都市“トーキョー”に生きる若者たちの日常、愛、友情を描いた物語。2014年には、園子温監督によりラップミュージカルとして実写映画化されている。


舞台版には、梅棒の伊藤、遠山晶司、遠藤誠、塩野拓矢、櫻井竜彦、楢木和也、野田裕貴、ダンスボーカルグループ・Beat Buddy BoiのSHUN、Toyotaka、RYO、SHINSUKEが参加。このほか宮澤佐江、當山みれい、植木豪が名を連ね、さらにラッパーのACE、DOTAMA、KEN THE 390が参加することも明らかになった。チケット販売は6月に開始予定。

上記の作品はすべて未読・未見。
今回も"宮澤佐江ちゃんが出演する"という理由だけで会場へ赴きました。


前回出演作『ピーターパン』の上演時に、

こちらのクールなチラシをもらってかなりテンションあがりました!




渋谷にはかな~~~り久々に行ったのですが、
スクランブル交差点をわたったところで何人もフリーハグのプラカードを掲げてるひとがいて、時代の流れを感じました。


私、渋谷がすごく苦手で。
会場の『TSUTAYA O-EAST』が思った以上にザ・路地裏っていう場所にあって、
めっちゃソワソワしました(笑)
隣接している『duo MUSIC EXCHANGE』で『バニラビーンズ』の10周年(!)ライブが行われていたり、
あの有名なミニシアター『ユーロスペース』の前を通ったり(今日はどこかの劇団のイベントをやっていました)、
さながら渋谷路地裏探検。なかなかに楽しい体験でした。緊張したけど。





鑑賞前は、カフェだと思って入ったらビールバー(?)だったので脱出したりしつつ、
大好きな昔ながらの喫茶店を見つけては腹ごしらえ。
渋谷にもあるんですね~、名曲喫茶は行ったことあるけど。
なお、店員さんはギャルだった。




で、いざ入場。




最前列でした(超白目)




購入したのは「指定席」。
ライブハウス(だよね?)でスタンディングエリアもあるとのことたっだので、
まぁ「1階1列」ゆーてもフロアを見下ろすかんじなんだろなと思っていたら。
まさかのそのフロアが「1階」だったんですよ…震えた。


もう軽いパニックでしたよ、下手側の最前列。
宮澤佐江ちゃんのパフォーマンスを誰よりも一番近い席で見ることができて、
というかステージ上の宮澤佐江ちゃんを目の前で見ることができて。

夢?夢なの?




最前列でこうして舞台を見ることができて、目の前にかわるがわるキャストが立つ、動く。
その誰もが、一瞬のスキもなくずっと演技に集中している様子を見ては、
さすがプロだわ~と改めて感心してしまった。
当たり前のことだろうけれど、最前列でこうしてステージの上を見る機会なんてないからさ。
ダンスとアクションを混ぜたパフォーマンスは圧巻で、舞台端すれすれまで及んだそれらは、本当に凄かった。
最後の群舞は大迫力。そのなかで周りにひけを取らない佐江ちゃんはさすが宮澤佐江だった。


J-HIPHOPがJ-POPのメジャーシーンのトレンドだった在りし日を思い出し、
やっぱ『マルシェ』さいこー!『FUNKASTIC』さいこー!、ってなったり。
当時流行った楽曲も、懐かしさがありつつ、しっかりと本作用にアレンジされていて楽しめました。


ステージづくり、美術セットなどは最小限ながらもとてもうまく使っていてよかった。
映像の使いたかもすごく格好良かった。
そして時期的にちょっと全体的にハイロー感が(笑)




でも。


"宮澤佐江ちゃんを最前列で見た"以上の悦びが、なかったんだよなぁ。
それを体感した瞬間がピークだった。




なんつーか、あんまりハマらなかった。
そうなるとなんでハマれなかったのかとアラを探してしまう始末で申し訳なくなる。




全体的にやや青い。


ストーリーがあんまりうまくオチなかった気がするのは、まぁ魅せる舞台だからと、言い聞かせるも、
ダンスやラップとストーリーの掛け合わせ方がちょっと力技すぎたように感じた。
しかも佐江ちゃんが出てくると佐江ちゃんにしか目がいかなくなるのでストーリーが余計にわからなくなるという(笑)


プロデュース陣の「これがオレたちのステージ!」、っていうのはよくわかったけれど、
それらはすごく内輪な感じで、私にはそういったものが届かなかった。
個人的には心の準備ができていなかったので序盤の煽りなんかもキツかった。


キャラクターそれぞれが弱かったように感じた。
群像劇だからかもしれないけど、どちらかというとキャラクターの強い群像劇が見たいなぁ。
完全にパフォーマンスのパワーのほうが強かった。
まぁそういう舞台だからと言われればそうなのだけれど。
結局私には佐江ちゃんが演じたスンミが何者なのか、彼女が結局どうなったのかすらよくわからなかった(笑)




ヒップホップゼンゼンワカラナイのだけれど『フリースタイルダンジョン』界隈の人が結構出演していて豪華だったなー。
初代モンスターのDOTAMAさんもだし、KEN THE 390さんとかACEさんとか。
DOTAMAさん好きだったから生で格好良いラップ聴けて嬉しかったし、DOTAMAさんを生で見られて嬉しかった。メガネラッパーに弱い。
前説のDOTAMAさんのR指定いじりはわらった(笑)
でもトレードマークのおヒゲがなくて最初誰だかわからなかったです(笑)
しかし、ラッパーのみなさま、演技もしっかりできていてびっくりした!器用!


テーマソングを手掛けたのがMIYAVI×SKY-HIっていうのも豪華。
どうしてもSKY-HIはアイドルっぽいイメージが抜けないひとも多いと思うけれど、普通にラッパーとして格好良いと思う。




前述のようにキャストのみなさまの仕事っぷりはさすがだったのですが、
なかでもメラ(SHUN)×カイ(遠山晶司)×スカンク(遠藤誠)の主要トライアングルはみんな顔が最高で最高だった。
メラはめっちゃ『VIXX』のラビだった。
メラとカイの剣vsバッドのバトルはめちゃくちゃ格好良くてすごく見ごたえがありました。
男性陣は「カワイイ」・「カッコイイ」から「親しみやすい」まで見事に揃っていてリア恋ホイホイだった(笑)
佐江ちゃん含む女性陣もみんなキュートだった。




27歳になった佐江ちゃんを生で見るのは初めてで。
「27歳…!」と思っていたけれど、今回のような大人の女性の役をやるにはぴったりでイイ女すぎた。惚れ直す。
ダンスやラップでストーリーが進むっていうのは"パフォーマンスといえばの宮澤佐江"にはものすごく合っていたと思うし、
48G時代にはこんなに近くで見ることはなかったそれらをしっかりと生で見ることができたのは本当に嬉しかった。
タイガー・リリーも方向的にはそうかもしれないけど、内容的には今回のほうがいちファンとしては満足度高い。


タイガー・リリーに続き、というより、よりセリフがめっちゃ少なかったわけだけれど、
なんかセリフの発声があんま好きなやつじゃなかったなぁ。
演技や動きがすごくよかったし、パフォーマンスも素晴らしかったからこそ余計に喋ったらアレレみたいな(笑)


でも、佐江ちゃんには本当にいろいろな現場へ連れて行ってもらっていて、そのたびに新しい姿を見せてもらっています。
佐江ちゃん、初めての光景をたくさん見せてくれて、いつも本当にありがとう!




おみやげに買おうと思っていた『トーキョーとらい棒』が売り切れてて悲しかった(涙)
『梅棒』さんオリジナルの『うめい棒』は購入対象外だったし、しょぼん。


パンフレットがチラシビジュアル同様にスタイリッシュですごく素敵。
佐江ちゃんのインタビューはツイ消ししたあたりの頃のなのかなぁ、って思いました(涙)


プリクラ大好き芸人なので、フォトスポットでは、鑑賞前と鑑賞後に二回撮りましたよ!
だって!案内係のお姉さんがぜひ!って言うから!




DOTASAE、俺得すぎる!!!!!(次はぜひヒゲスーツで…!)
長年のお友達・剛力彩芽嬢も今日観劇されたとか。




さて、明日は東京公演の千秋楽だそうです!
続く名古屋・大阪での公演を含め、無事に完走することを願っております。
そして、次に佐江ちゃんが見せてくれる景色を楽しみにしております!

ダンケルク

なにがなんだか、誰が主役なのか、なにが正義なのか、なにが正解なのか、
そもそも物語がどこに向かっているのか、鑑賞中は全体的によくわからなかったケルク。


でも、そうであってもひとつの強い強い作品として成立していた。
そこにあったのは、つくり手の、監督であるクリストファー・ノーランの、
つくりたい、見せたい、伝えたい、という意志の強さだった。




いくつかの「現場」がバラバラに進行しており、
誰がいったいどこの国のひとなのかすらもわからず、(私が)混乱するのだけれど、
その混乱を受け入れたとき、映されたパイロットが撃つ相手の戦闘機のなかのひとの「命」を感じた。
顔も見えない、標的なのに。


そのときにたくさんの登場人物たちの「生きたい」という思いがすまじく押し寄せてきた。




そこにあったのは「命」だった。




この混沌とした映像世界を俯瞰して、ドライな視点でじっと観測するかのような画は、
そうした「命」たちをあぶりだした。
みんな、こんなにも、「生きたい」と叫んでいる。


そういったものたちを圧倒的な映像から拾い出すことができる。
映像は凄まじく、臨場感のあるカットや壮大なカットなどあらゆる画が美しく繋がっている。
それだけでも観る価値はあると思う。
驚くことにCGなしのすべて実写だとか。ハンパないな。


そして音・音楽がすごい。音響がすごい。


それらは冒頭どおりなにがなんなのかよくわからないのだけれど、
そこに生きるひとたちを伝えた。
それは映画館鑑賞ならではの「体験」だと思う。




ストーリーとかキャラクターとか、こちらが心を寄せるところがないのが、
いい意味でわけのわからなさに拍車をかけた。
ディレクションは終始クールに徹していた。
けれど、そのなかから、見つかったつくり手の意志は、
鑑賞者それぞれにそれぞれの爪痕を残す。それを体感する。


そして「戦争」というものを突きつけられた。
私はずっと泣いていた。




登場する若い青年たちが、揃いも揃って『men's FUDGE』のスナップページに載っていそうな
かわいい俳優さんだったことは覚えておきたい。


いい映画でした。
おかわりしたいケルク。

僕たちがやりました

すっっっごい最終回だった!!!!!
民放かつゴールデンタイムのテレビドラマで、こんなラストなかなか見られないのでは!?
毎週毎週、主題歌が訴えかけていた「生きろ」ということばが、
こんなかたちで結末につながるだなんて。
ハッピーエンドではないかもしれないけれど、"生きる"ということを、
こういったかたちで、いまのこの世の中に提示するということがすごく腑に落ちた!
あと、パイセンがカッコよすぎた!
これは制作側の勝ちだわ~!すごいすごい!




私は"嫌悪すべき「悪」として存在する不良"が好きではない。
けれど、エンターテイメントのなかで、例えば誰かの憧れとして描かれた不良は好き。
前者だとしても、それが同様に誰かの憧れのような不良だったらまた話は別なのだけれど。


衝撃的な一話。
ただの弱いものイジメを死ぬ寸前まで遊びのひとつとして扱った不良たちに、
私は最後の最後まで嫌悪感がぬぐえなかった。
だから市橋(新田真剣佑)が身を投げたときも、なんとも思わなかった。


殴られたら、殴り返したい。
まして、理不尽な遊びとして自分を、自分の仲間をひどい目に合わせたのだったら、そりゃもう当然の感覚だと思う。
だから主人公・トビオ(窪田正孝)らは彼らなりの「遊び」の範疇で殴り返すことを試みた。
それが偶然が重なって結果的に「犯罪者」のレッテルを貼られる事態になってしまった。


私のなかでの「悪」は、一貫して市橋らが率いた一話に登場する不良たちだった。
だから、法的に「犯罪者」にカテゴライズされてしまったトビオたちはただただ不憫、不憫だと思った。
本当に、それは、最後まで。




このドラマ、おもしろいくらい好きなキャラクターがいない(笑)
強いて言えば、最終回を抜きにしても、パイセン(今野浩喜)が好きかな、程度(笑)
一話を見た時点では登場するキャラクターが好きじゃないどころか嫌いなキャラクターだらけで後味は最悪だった(笑)
それでも次回を見よう、なんならこのドラマを見ようと思ったきっかけは、
窪田正孝や真剣佑をはじめとしたまるで私がキャスティングしたのでは?、と、
勘違いするくらい出演者が好きな俳優さんばっかりだったからだ。
吉村界人とか本当に好き、顔ペンだけど。


キャスティング、すごくよかったと思う。
原作は未読だけれど、ストーリーとかもわりと原作に忠実らしく、
とくにパイセンの再現度が絶賛されていた気がする。
やっぱり、窪田くんはめちゃくちゃにうまい。すごすぎ。
トビオと蓮子(長野芽衣)のラブシーンは、「じゅ、11歳差…!」と妙な緊張感が(笑)
パイセンを演じたキンコメ今野さんもすごかった。
真剣佑も、たぶん『仰げば尊し』くらいしかマトモに演技を見たことがないので、こんなにうまいのか!、と驚いた。
破竹の勢いで話題作への出演の続く川栄李奈の演じた今宵もすごくよかった。
正直、同じ48G出身者の女優を推している身としては嫉妬が絶えない(笑)
佐江ちゃんを抱く窪田くんとか見たいもん(笑)




そしてなんといっても青年漫画をその過激さと濃度を失うことなく、
ゴールデンタイム(しかも21時台!)で実写化したという点は本当にすごい。


青年漫画雑誌は宮澤佐江ちゃんのグラビア採集目的で何度も購入しかことがある。
(『モーニング』は毎週チェックしているけれど)
でも掲載されているそれらはとてもじゃないけど、なんというか画からして苦手で。
パラパラっと目は通すというほど見るわけでもなけれど、とにかく私には難しかった(笑)
世の中の男性はこういうののどこがおもしろいんだろう、って不思議に思っていた。


でも、そういった未知の世界を、
実写化ならではの配役や映像で、しっかりとこちら側に届けられたような気がする。
『アイアムアヒーロー』しかり。
『僕やり』はイイ意味で親とは見られないようなシーンばっかりで、
これを深夜枠ではなくゴールデンでっていうのが、また。すごい。




意図せず「犯罪者」になってしまった恐怖と戸惑いを、
健康的な(ココ重要!)ごく「普通」とカテゴライズされるような高校生が抱えるというのがおもしろかった。
描かれるべきと思われる青春時代にふさわしくない不気味なスリルが、見ごたえがあった。
音楽も絶妙なチョイスだったり、とにかく魅せ方がうまかった。
追い込まれていくトビオたちがシリアスだけでなく、わりとコミカル気味に描かれることによってよりエンタメ色を増した。
DISH//』が出てきちゃったときは、あ~あ、って感じだったけど(笑)


内容は内容だけれど、すごくエンターテイメントのパワーがあった。
私が嫌う「悪」がいろいろなかたちで存在したけれど、
エンターテイメントが「悪」に勝った。最高です。

過保護のカホコ

楽しかった~~~。ただただ、楽しかった。
何も考えず、気軽に見られる、それがすごくラクだったし本当に楽しかった。
そういった意味では本当に貴重なドラマだった。


題名は『過保護のカホコ』。
もうこれである程度の説明ができているからすごい、雰囲気とかも。
「過保護」といってもいろいろあるけれど、
"過干渉の母親"といえば、この前の冬に視聴した『お母さん、娘をやめていいですか?』
でも、そちらのようなツラさやコワさなんかはいっさいなくて、
"「過保護」のカホコ"はあくまでもそれはそれで幸せに過ごしていたのが本当によかった。
だからことあるごとに「過保護」からはばたいていく様子も、スッキリと気持ちがイイ。




そして、このドラマの個人的ないちばんのトピックは、




麦野はじめ、爆誕




竹内涼真が演じたこの麦野初(むぎの・はじめ)という青年、
「こんな竹内涼真が見たかった選手権」のなかでもおそらくかなりの上位だろう。
「麦野初」というキャラクターは、もうそういう一種のジャンルである。


これを機に、本格的に竹内涼真がバズったような気がする。
もうすでにかなりキていたけど、これが決定打なんじゃ。


たぶんあらゆる方面に引く手あまただったろういまの大事な時期、
彼にこの役を選んだ事務所(ホリプロさん)の采配は大当たり。
相手が演技派の高畑充希だったり、ベタベタ甘々ラブストーリーではなかったり、
とにかく竹内涼真という存在の好感度を上げずにはいられない、すっばらしい配役だったと思います。
毎週毎週、「あーはじめくんしんどい竹内涼真しんどい」って言っていた。
こんなん好きになるしかないじゃん!


「カホコ」というファンタジーなヒロインとはじめくんの掛け合いは最高だった!
竹内涼真がウケたい体質なのも手伝ってか、演技なのか"ツッコミ態勢の竹内涼真"なのかわからないくらいだった(笑)
そしてそれをうま~~~く懐柔しているかのような高畑充希による「カホコ」!恐ろしい!


竹内涼真はカラダがでかい。
朝ドラ『ひよっこ』の島谷さんもみね子との身長差がたまらなかった。
みね子(有村架純)、カホコ(高畑充希)と立て続けに小柄な女性の相手役を経た竹内涼真
それらヒロインとの体格・身長差、にもだえる。
ひよっこの島谷期はひどいときは1日4回見ていた。(病気)
なお、いまはヒデに夢中。ヒデみねシッパーなうです。
公式がヒデの肩幅を取り扱ってくれてめちゃくちゃ嬉しかった!(超脱線)




そんなこんなで、カホコとはじめくんが並んで一緒にいるだけで楽しかった。
ふたりが喜怒哀楽をさらけ出しあっているシーンは見ているこちらが多幸感に包まれた。




主人公・カホコを演じた高畑充希が本当にうまい!うますぎ!すごすぎ!
演技ももちろんすっばらしかったのだけれど、見た目とか雰囲気とか、もう超カホコって感じ!(伝われ)
リアリティのない存在感(めっちゃ褒めてる)が、逆にリアリティを生むという謎の現象。
これがテレビドラマで見れちゃうんだから本当に贅沢、すっばらしいです!
カホコの両親である時任三郎黒木瞳夫婦もとてもよかった。
ほかのキャストも豪華でしたね。佐藤二朗さんがマジメに演技してた(笑)




設定だけだと、結構重たい感じなりそうな内容が作中にあふれているのだけれど、
キャストの演技をはじめ、とにかくコミカルに徹していたのが良かった、すごく。
ただ、それぞれのキャラクターの「周り」があまり描かれておらず、
そのかわりキャラクターに焦点は当てやすかったのだけれども、それがやや閉塞感があった。


ストーリーはいま思うと一話目からは想像できない展開すぎて(笑)
就職活動をしていたはずが気がついたら家族再生に奮闘・没頭ののち、
めちゃくちゃあっさり「結婚」というところにオチるあたりがなんかちょっと、へ、へー?、みたいな感じがなきにしもあらずなのだけれど、
じいじの家に一緒に住むんだねー家賃代浮くねーアルバイトでも大丈夫だねー、みたいな感じはなきにしもあらずなのだけれど、
カホコとはじめくんが幸せならもうなんでもいいです。


…ところでふたりは大学は卒業したのかしら?(かなり気になる)

Golden Child 「DamDaDi」 デビューステージ

『EXO』先輩のカムバックステージを目的にブラウザを開いたら、
とんでもない出会いが待っていました。


彼らの名前は、『Golden Child』




ゴ、ゴールデン、チャイルド…!!!!!




と、いうインパクト大のグループ名は、デビューアナウンス当時から耳に入っておりました。
聞けば事務所はウリムエンターテイメント。
あの、これまたデビュー当時は超衝撃的であった『LOVELYZ』(らぶりーず)という名前のガールズグループを擁するところであります。
(大先輩『INFINITE』お兄さんたちもいるよ!)


やっとの想いでデビューが決まったと思いきや、
「YOUたちのグループ名は『ゴールデンチャイルド』だよ!」と言われたら、私なら泣く。
デビューミニアルバムのタイトルは『GOL-CHA!』。
ということで、「ゴルチャ」が公式の略称っぽいっすね。でしょうね。




いや~~~~。




ひさびさにすごいものを見たわ。
これはヨジャチング(GFRIEND)のデビューステージ並みに衝撃的…!


だってこれ見てよ。



まず、




サムネイルのインパクトがやばい。




かの『Mカウントダウン』で野球ユニフォーム衣装でデビューステージて。
胸にデカデカと在る「金僮」の文字が容赦ない。強い。
いやこれミュージックビデオでも着てたからね、この衣装があるのは知ってたんだけどね!?
(MVも、これはこれでかなりヤバい衝撃作ではある。)
っていうか、デビューショーケースでもこのお衣装を着ているんですね…
もしかして、ここ一番の勝負衣装なのでしょうか。すげ~。
それにしたって、あの、あの、ピニの弟分のデビューステージやで!!!???




ピニとラブリスの弟分ですから、

さすが、ダンスがめっちゃ揃ってるんですよ。


それも、最近の新人ボーイズグループの大人数かつスカした感じじゃなくて、なんというかめっちゃ独特で。(見て!)
そんなパフォーマンスがこの出で立ちのインパクトと相まって、クセになる!
視覚効果なのか、こんなにも中毒性のある楽曲だっけ?、と、メロディーも頭から離れない!
一回見たら忘れられない!気が付いたらマネして踊っている自分が!いる!!!!!




他の音楽番組ではもう披露済みのこのデビュー曲。
でも、「あーデビューしたよねー。」、程度の印象だったんですけどね。
今日で、彼らにはもう注目せざるを得ない存在になりました(笑)


なんかこう、マジなんだかネタなんだかわからないけれども!
当のアイドルたちはいったいどう思っているのかわからないけれども!




こわい。




とにかくありとあらゆる方面からの「爪痕を残してやる」っていう気概がこわい!!!!!
(いや本当に当人たちはどう思っているのかというのはめちゃくちゃ大事なことだし気になるけれど!だって最年長・ヨルくん弟は93ラインでこれはキツくないはずないと思うの!)


ヨジャチングのときは、「まじかよ(笑)」って感じで、
ただただびっくりしていたのだけれど、
その路線があれよという間に受け入れられて進化していった過程を思うと、彼らもどうなるかわからない。

"「ネタ」も花開けば立派な「個性」という武器になる"。

ということを、ヨジャチングは教えてくれたから。




思えば『VIXX』との出会いもそうだった。そうだったんです。
『少女時代』のステージ動画の関連動画に、
あのバンパイア・コンセプトのキョーレツなサムネがあったんです。
それが『VIXX』と私とのすべての始まりであった。
注目度の高い先輩らと活動時期がかぶると、こういうことがあるからいいんですよね~。


基本的に私がチョロいっていうのもおおいにあるのだけれど、
最近のK-POPシーンのなかでは『Wanna One』に負けないくらいの、インパクトのあるボーイズグループのデビューです。
これからが楽しみ。『Golden Child』、楽しませてくれ。ウリムよ、頑張ってくれ。




それにひきかえ!


くっそ~~~~~~~エッセムめ!!!!!
ってか!ミン・ヒジン!!!!!同じヲタクとして恥ずかしい!情けない!(MVのハナシ)
せっかく長年あっためてきた超能力コンセプトを無駄遣いしやがって!!!!!
やるならこれくらいガチで取り組めよな!!!!!!!!!!!!!
あれで(誰とは言わんが)勝てると思ってたら大間違いだよ!
なんでこういう大事な局面で内輪にしかウケないようなクオリティでまったく以下略

HiGH&LOW THE MOVIE 2 / END OF SKY

いまや各ジャンルのヲタクを魅了し、
さながらヲタクの必修科目になりつつある『HiGH&LOW』プロジェクト。
プロジェクトの発足アナウンス時からは想像できないほどの確固たるコンテンツに成長し、
前作『HiGH&LOW THE MOVIE』(ザム1)をちゃんと楽しめなかった身としては、
その盛り上がりっぷりに背中を押されるかたちで鑑賞に至りました。




いや~~~~~楽しかった!!!!!!!




ドラマシリーズのときからあったうんざりする面倒臭い回想シーンがほぼなくなっていて、
(ちゃんと今作から観るひとへのファンも楽しめる超カッコいいダイジェストはあるよ!)
物語の勢いマックス状態で突き進むのがよかったなぁ。
あれはすごくいい改変。界隈でジャンルとして確立されたからこそ為された改変なのかなぁ。


テレビドラマシリーズ『HiGH&LOW ~THE STORY OF S.W.O.R.D.~』(シーズン1)から徹底されている、

とにもかくにも画が豪華。

と、いう点。


ザム1では「良くも悪くも、画のスケール感が同じ」と、
当時はあまりドラマ版と映画版の違いを感じることができませんでした。


それから今日にいたるまでに、『HiGH&LOW -THE LIVE-』のライブビューイングを観たっていうのが個人的にはでかくて。
そこで改めて「これが俺たちのエンタメ!これがハイロー!」っていうのを突きつけられて、
改めて『ハイロー』というコンテンツを受け入れられたような気がしたんです。
だから、ライブで一拍置いた今作・ザム2では音楽が鳴るたびにテンション爆上がり。



映画館で聴く『HIGHER GROUND』最高すぎ!!!!!!!!!!


「画が豪華」でかつ、音楽との親和性がサイコーなので、
ずっとアッパーなミュージックビデオを見てるような高揚感があったし、
それはもはやハイローのお家芸ですよねぇ。


大乱闘のシーンはひたすらにカオスなのだけれど、
刷り込まれたチーム曲とチームビジュアルがしっかりと役割をはたしていていて、
ちゃんと展開するから退屈じゃなかった。




前述のとおり、正直ザム1はあんまり楽しめなかったのだけれど、
そのほとんどの理由は単に「ストーリー」を求めてしまった部分が大きい。


本作(ザム2)は、


途中からストーリーが私のなかで消滅した(笑)


だから単純に豪華な画を爆音とともに楽しむだけになったので、
結果的に祭りで踊れたわけですよ!やったね!


前半、大人の男たちが揃いも揃ってUSB、USBって言いまくるのが本当におもしろくて、
笑いを堪えるのに必死だった(笑)USBって何回言ったんだ(笑)


で、そのUSBがストーリーから影をひそめるとともに、私もストーリーからログアウト。
多すぎるキャラクターたちに揉みくちゃにされてわけがわからなくなっていて、
気がついたら踊っていた!祭りだ!




初期作品より、俄然むずがゆいくらいの「カッコよさ」にこだわる姿勢が潔かった!
カッコつけることを絶対に恥ずかしがらない!!!!!
ハイレベルなアクションシーンをしょっぱなからずっとぶっぱなしていて、
それらの作画はさながらめちゃくちゃ二次元のそれなのだけれど、
それを実写でちゃんとやってのけてしまうのがハイローのすごいところ。


なんか、ここにきてようやく「全員主役」っていう謳い文句がしっくりきたというか。
ストーリーが(私のなかで)なくなって、あふれんばかりの作りこまれたキャラクターがただただガンガン暴れる様子は、


「全員主役」、というより、


「主人公不在」という印象。


ザム1での「どうしちまったんだよ琥珀さん!」現象にさっぱりノれなかったクチとしては、
主人公不在によって、ただカッコいい映像として楽しめた点が本当に良かった。




キャラクターの多さがまじでやばい、ハンパない。
しかも各界隈から有名無名ごちゃまぜでキャスティングしているのがさすが。(の資金力)


ハイローのプリンセスに認定されている琥珀さん(AKIRA)は登場しただけで沸いた(笑)
琥珀さん!なんで髪の毛伸ばしたんですか!どうしちまったんだよ琥珀さん!!!!!!
そして女房の九十九さん(青柳翔)のターミネーターっぷりも健在。


いやぁ、なかでも小林直己さんが演じた源治はめちゃくちゃマンガだったわ。すごかった。
あれ、きっとアクション映画のオファー殺到するんじゃない?


村山(山田裕貴)は天性のアイドルみと立ち回りのカンのよさがめちゃくちゃ気持ちいい。


スモーキー(窪田正孝)がスケジュールと戦っていた(違)関係で、
RUDE BOYSはタケシ(佐野玲於)とピー(ZEN)が代表代理扱いだったのだけれど、
サノレオくんめちゃくちゃ貫禄ついていてびっくり。確か冒頭いちばんに映るのも彼だよね?


そしてそして九龍グループの源会会長を演じた高嶋政宏が最高!!!!!
私、高嶋兄弟、大好きなんですよ~。
ふたりそろってベクトルは違えど、品がありながらもエキセントリック、というような演技がうまいじゃないですか~!
今回も想像以上にカマしてくれてとってもイイ!




がっかりしたくないなぁ、迷うなぁ、と思いながらも、
思い切って観に行って本当によかったです!


何も考えずに眺めてるだけでもかなり楽しいと思うので、
疲れているときなんかにレイトショーとかでゆるりと観たい感じ。
続編が11月とかまじかよ。待てるのか俺。