ミーハーでごめんね

ミーハーでごめんね

I AM LOWBROW, AND I'M SORRY.

XIUMIN × MARK 「Young & Free」 ミュージックビデオ

今日は七夕~~~~~!
(私の住んでいるところでは)めずらしく晴れた七夕に現れたのは……




ふたりのショタ彦星さま~~~~~~~\(^o^)/





でで~ん!


…おっと失礼、これは数年前の姿。
いまのショタ彦星たちの姿は、



え~~~~~~ふたりともめちゃくちゃおっきくなってますや~ん!




ショタおじもとい「検索語ランキングの妖精」でおなじみ、
我らが『EXO』のアラサー最年長シウミン(27/28歳)と、
NCT』プロジェクトでひとりだけ年中フル稼働している労働基準法ギリギリボーイ、
現役ショタのマーク(17/18歳)のコラボレーションが発動!







最高だな!


ゆる~い雰囲気とナチュラルな色彩がとってもイイ!
ワンカット撮影からはふたりの素材の良さや関係性が垣間見えるし、
ラストのカットもアクセントになっていて好きです!


オラってないのにキレキレのマー彦星のラップと、
それを包み込むようなシウ彦星のボーカルと。
暑い日に心地いい肩の力の抜けた楽曲もスピンオフならでは。
想像以上にMVが低予算だったけど(笑)、「スピンオフだし」って感じで全然オッケーかと。




って、えっ。




このふたりって10コも歳離れてるの!!!!????


そりゃさすがにパオズからショタへ華麗なる変貌を遂げたシウちゃんでも、
短パン履いてるマーくんを隣にしたらオッパ感がもんのっっすごいわけだわ!




『station』シリーズで、こんなに話題になる人選のコラボレーションで、
こんなに気合のはいったプロモーションのあったことっていままであったっけ?
(あったとしても覚えてないYO!)
私はこういうのをずっとstationシリーズで待ってたんだよ!!!!!
人材豊富なんだからもっと自社アイドルコラボやってくれりゃいーのに!!!!!


とりあえずインターネットという天の川でふたりの彦星さまと無事に会えたので、
今年はいい七夕になりました~ありがとうSMエンターテイメント




こんなペロショタがショタ彦星になるだなんて。

エッセムさん、あんたらやっぱすごいわ。

"Kim Lip & JinSoul" from LOOΠΔ(LOONA)



いやまじでこれすごい。



画がつよすぎ。




K-POPガールズアイドルグループ『LOOΠΔ』(Loona the world)というプロジェクト、
あまりのお金のかかりっぷりに「石油王の道楽なのでは」とウワサがたつほどですね(笑)
(実際はチャイナマネーとかなんだろうけど。推測ですが。)


『今月の少女』と銘打って毎月メンバーを公開、
12人全員が出揃ったら『LOOΠΔ』としてデビューという、
なんだかもうコンセプトからして新規の事務所がやるにはぶっ飛んでます。
(事務所は『LADIES' CODE』が所属するポラリスエンターテイメント傘下のブロックベリークリエイティブ)


メンバーが公開されるたびに超ハイクオリティで超スタイリッシュな個人ミュージックビデオを一本まるまる公開する太っ腹っぷり。
おまけに公開されるメンバーのビジュアルレベルがめちゃくちゃに高い。


だがしかし、個人的なドルヲタ心理的がなかなか動かなかった。
公開済みのメンバーで不規則でユニット活動させたり(MVともにハイクオリティだけど)、
メンバー公開もずるずるのぐだくだでとにかくテンポが悪い(笑)
ちゃんと"ひと月にひとり"って決めてスケジュールとか組めばいいのに(笑)
2016年に始まったメンバー公開も、しれっと2018年に完結するとかアナウンスがされていて、まじかよー、と。




そんななかでのこの"Kim Lip(キム・リプ)&JinSoul(ジンソル)"のグラビアですよ!
(前置きが長い)
思いつきで突発的に発案された企画モノコラボレーションのような気がしなくもないですが、
たったふたりだけのメンバーによるこの完璧な世界観を打ち出してきたあたりが、
逆に大手にはできない大胆不敵なアプローチですよね~。



キムリプちゃんと、


ジンソルちゃん、



これまでの各種MVとはがらりと変わった辛口の個人MVでも魅せてくれております。
楽曲もソーーークーーーーール!


そんなカッチョイイふたりのビジュアルディレクションをバシッと整えて、
またひとつのユニット(なのかもよくわからないけど)を完成させちゃう手腕がすごすぎる。




ジンソルちゃんのシングルアルバムにはキムリプちゃんとのコラボ曲も。

はたしてこのふたりでのミュージックビデオ・ステージ活動はあるのでしょうか?
ここまで作りこんだんだから、なきゃ勿体ないよね~。あるよね~。あって~。




だがしかし。




ジンソルちゃんのMVの説明の中で、こう記されています。

Kim Lip, JinSoul, and the next girl to come will form a new unit to add colors very different from what LOOΠΔ 1/3 has brought.

要するに、キムリプ・ジンソル、そして次に公開される『今月の少女』の3人で次の新ユニットがつくられるのだそうです。


もうひとりのメンバーも金髪ロングなのかな~?
この対感・双子感にすごく惹かれたので(私が)どうなるんだろう。




こうやって「12人」という制限のなかで、グループデビュー前にも関わらず、
サプライズ方式でどんどん動いてくれるのはおもしろいです。
そのわりにあまり話題になっていないように感じて、商売って難しいと思うばかりですが。
(個人的には、ヒジン・ヒョンジン・ハスル・ViViによるユニット『Loona the world 1/3』はまったく食指が動かず・汗)


ちょっと中だるみ感が否めなかった『LOOΠΔ』プロジェクトだけれど、
ここまでやってくれたら全力で楽しむしかないですよね~。いやーすごいわー。
もはや、いま公開されているメンバーたちがこれからひとつのグループになるっていうのが、
現時点ではまったく想像できない(笑)
バブバブのヨジンちゃんとかどうなるんだろうか(笑)

TAEMIN THE 1st STAGE 日本武道館 in ライブストリーミング

すごいものを見てしまった、というのが率直な感想。
視聴したあとは頭のなかが真っ白になってしまった。


LINE LIVEさんがアンコールを除いた全編を生中継してくれた。
「テミン」というひとはK-POPアイドルグループ『SHINee』のメンバーのひとりで、
日本でいちばんの人気を誇るメンバー。
ゆえに日本でもすでにソロデビュー済。
日本でのビジュアルディレクションは毎回悪い意味で話題になる(笑)


そんなテミンのソロコンサートの会場が日本武道館というのはどう見積もっても狭すぎ、
予想通りのチケット落選祭りを経て、プレミアムライブとなった。
そんななかでのこの生中継、ありがたいというほかない。


PCの画面に映っていたのは、私の知っている「テミン」ではなかった。
少なくとも、『SHINee』の末っ子で「お姉さんはかわいい」と歌う彼ではなかった。




完全に「表現者」だった。




戸惑った。


MCでも言っていたことだけれど、これがいまの"テミンのやりたいこと"なのだ。
けれど、「ファン」という存在を愛し、
愛されることを喜ぶ「アイドル」の面もしっかりと見せた。


SHINee』というグループで歌って踊ることが、
ちゃんと"テミンのやりたいこと"につながっているのか不安になった。
それほどまでに彼は「表現者」として完璧だった。




とにかく彼は舞った。
"ダンスを踊る"という振付にならったものというよりは、
細胞レベルで身体を音にゆだね、ただ自然に体が動いてしまっているという状態に見えた。




なにかが憑依していた。



それは私の知っている"『SHINee』の「テミン」"ではなく、
"ソロアーティストの「テミン」"だった。



それ以外に考えられなかった。




そしてめちゃくちゃに美しかった。
私の知っていた「テミン」より、より美しかった。
顔も身体もダンスも歌声も、汗さえも、すべてが本当に美しかった。




公演をつくりあげるにつれ、スタッフとディスカッションを重ねたことも言っていた。
たしかにテミンの好きそうな中二っぽい演出は多々、というか結構あった(笑)
それもまたテミンのひとりの「表現者」としての仕事のうちのひとつだろう。




1時間半という時間は、ライブ・コンサートの類では短いと思う。
だけれど、武道館のセンターに配置された丸い360度ステージに凝縮された時間はとても充実したものだった。
最小限の装飾は彼を輝かせた。まぶしかった。


演出は仲宗根梨乃さんだそう。
SHINeeのデビューから振付の多くを担当し、直近のSHINeeのライブ演出も行っている。
そんな梨乃さんとつくりあげたステージは、きっとテミンも満足のいくものになっただろう。
だからこそ、私のなかの「テミン」とのギャップにおののいた。大成功じゃないか。




SHINee』の行く末を想った。「テミン」のソロでの活動を想った。
今回私が画面越しに見た「テミン」の才能が大切に、大切にされることを願うばかりだ。




VCR
1.Danger(Japanese ver.)
2.Guess Who
3.TIGER
MC
4.Sexuality
5.Drip Drop(Japanese ver.)
6.Soldier
7.Press Your Number(Japanese ver.)
ダンスパフォーマンス(Do It Baby)
8.DOOR
VCR
9.Flame of Love
10.世界で一番愛した人
11.I'm Crying
MC
12.さよならひとり

EN.いつかここで

"「Wanna One」のミニョンくん"を見かけるたびに。

大人気オーディション番組『Produce101 Season2』(プデュ2)が終わり、
選ばれし11人が『Wanna One』としてデビューしますね。
私はとくに熱心に視聴したり情報を嗜んでいたわけではなかったのですが、
ものすごく関心はありました。


だって、『NU'EST』のメンバーが参加していたから。


私は「2012年デビュー組」がまるっとかわいいんです。
そのなかでも『NU'EST』は私のなかで「主要グループ」です。
理由はそれだけです。


私にとって『NU'EST』は、れっきとした"メジャーなK-POPアイドル"だったんです。
どんなに世間的に売れていなくても、日本で安い営業をしていても。
近所の学園祭で行われたライブに喜々として参加したりもしました。


だから今回の件は最初は「あんまりだ」、とただただ悔しく思っていました。
番組序盤、参加するNU'ESTのメンバーたちが、
「(所属事務所・プレディス・エンターテインメントの後輩)『SEVENTEEN』や『I.O.I』みたいになりたい」、「自分たちは失敗作」などと吐露していて本当に悲しかった。


なにがどうしてこうなったんだと。


でも彼らがこのプロジェクトに参加する理由はちゃんと理解できるものだった。
だけど、やっぱり悔しくて、悔しくて。
ファンの方たちの心境は想像を絶します。




各放送回のNU'ESTのメンバーのランキングを見ては、喜んだりため息ついたり、はしていて。
そして迎えた最終回、生放送ということで軽いノリで視聴しました。
深夜3時まで生放送って韓国はどれだけ夜型なのよ(笑)


私が見たのは、ひとりでステージのはしっこで顔を覆って泣いてるミニョンくんの姿でした。


NU'ESTのメンバーのなかで唯一、11位以内に入ったミニョンくん。
当確といわれたJRくんとベクホくんは生放送中の中間発表が影響し漏れたとの声もあります。
けれど、結果的に『Wanna One』になれたのはミニョンくんだけでした。


そんなミニョンくんが、ひとりで背を向けて泣いている。


ベクホくんと抱き合うも、ベクホくんのことを見ることができないミニョンくん。
そうだよね、どんな顔していいかわからないってこういうことだよね。




プデュ2は大流行、現在『Wanna One』はすでに韓国では大人気だとか。
その勢いは"『I.O.I』のとき"をしのぐものだそうで、毎日話題に事欠きません。


私は、ミニョンくんのことはぜんぜん知らない。
私が知っているのは、さわやかな歌声と優しい面持ちの綺麗なたたずまいだけ。
だからこそ、"『Wanna One』のミニョンくん"を見かけるたびに、いろんなことを思います。



楽しめているかなー?
充実した時間を過ごせているかなー?
ひとりぼっちになってないかなー?、とか。


"私は「アイドル」の中のひと"には興味が薄いほうで、
とくに(たぶん)グループ内での人間関係とかはあんまり考えたりしないほうなのだけれど、
ミニョンくんの置かれためちゃくちゃに緊張感のあるように見えてしまう立場に、余計な心配をしてしまいます。
彼の儚げな顔を見るたびに、いろいろと勝手に想像してしまうのです。


けれど、そんなこちらの妄想はきっと杞憂でしょう。そう信じたい。
ミニョンくんは、目下、"『Wanna One』のミニョンくん"として準備中、いやもう活動中か。
なんのためのサバイバルだったのか、後ろを振り向く暇なんてないんだ。


まんまと話題性を得たプレディスもここぞとばかりに"ミニョンくんのいない『NU'EST』"のプロモーションをするのでしょう。
そうだよ、あのしんどかったはずの期間を無駄にだなんてしてほしくない、絶対に。
そうしてひとりで別の場所で頑張るミニョンくんの帰る場所をちゃんと築いていてほしい。
と、"『Wanna One』のミニョンくん"を見かけるたびに、願ってしまうのです。


だからそれまでのあいだ、ミニョンくんのことを、
勝手にはらはらしながら見守っていくのだと思います。
"『Wanna One』のミニョンくん"も"ミニョンくんのいない『NU'EST』"も、
有意義な時間を過ごせますように。

issey starring 高橋一生 × KENTA starring 浜野謙太 @キリン 氷結® ICEBOX CM


…ウッ!



…ァウッ!





また!!!!!
また氷結のしわざか!!!!!!!!!!!!!








サンキューな!!!!!!!!!!!(ジャンピング土下座)




言ってるじゃろう、わしゃ『スカパラ』が好きなんじゃ。
そんなスカパラにいまの高橋一生ぶちこんだらえらいこっちゃなんやで。
オマケに高橋一生とハマケンのコントラストがかわいいでしかないやん。
ずるいて。おっさんたちずるいて。ブツブツ。



以前からブルースハープをたしなんでいた高橋だが、公の場での披露は今回の撮影が初めてだったと言い、「音楽はプライベートでも触れる機会が多く、楽しんで撮影に臨むことが出来ました。ぜひWebムービーで最初から最後までお楽しみ下さい」とコメント。浜野は3組のセッションに「高校生の頃から憧れ続けていたスカパラさんとひと時の共演ができて感動でした、いつか加入しようと決めました。一生くんとの音の絡みも絶妙なミスマッチ感がたまらなくて、俺たち最高」と思いを語っている。


http://natalie.mu/music/news/238389

コメントがめっちゃつまらないのも最高。(さかなクンのコメントが素晴らしすぎた


谷中さんが北原さんとハマケンのツーショットをツイートする現実。



追記:谷中さんが小出し。えっ、かわいい最高。



あ~~~~~~これはさすがに『氷結』買いますわ。
キリンの思うつぼですわ。負けました。

あなたのことはそれほど

たぶん、ここ数年でダントツいちばんハマったドラマだと思います!
もう毎週毎週火曜日夜10時が待ち遠しくて待ち遠しくて。
毎回終わったあと、「あ~はやく一週間経ってくれ~」と思うほど。
すごくのめり込んでいたので体感時間もあっという間で、毎回気が付いたら、
「あと15分しかないじゃん!?もう終わっちゃうの!?」っていう感じでした。
だから今年のゴールデンウィークはいつも以上に早く過ぎてしまったのか!


『CQCQ』(という謎のバンドらしい)による主題歌のイントロのギター音が鳴ると、
(『神様、僕は気づいてしまった』っていう曲名も最高!)
エンディングが始まるにも関わらず物語がめちゃくちゃに動くのがすごかった!
それが毎回衝撃展開でこちらのテンションを最高潮にあげられたのち、
次週を待たなければならないという焦らしプレイ(笑)




なんでこんなにハマったかというと、それはもうすごく簡単で。
波瑠が演じる主人公の美都(みつ)に私自身がシンパシーを感じていたからです。
(不倫したい!、とかそういうことではないです)
放送前に雑誌であらすじをちらっと読んだだけで、「あっ…これは…!」となりました。
余談だけれど、ドラマ内では美都は「みっちゃん」と呼ばれているし、母親役は麻生祐未と、
波瑠ちゃんの直近の主演作『お母さん、娘をやめていいですか?』を思い出しました(笑)


ドラマの放送が始まるや否や、ネットにはみっちゃんへの罵詈雑言があふれかえりました。
"『逃げ恥』・『カルテット』の枠"っていうブランドがお茶の間に浸透しすぎていたぶん、拒否反応も凄かったんだと思います。
ちなみに私が大好きな『重版出来!』もこの枠だからね!
私は、それに関しては傷つくことはいっさいなかったのですが、
そういった方たちとはまったく間逆の反応で、みっちゃんが欲望のままに暴走する様は、
なんだかスカッとしてとってもとっても楽しかったんです。


だからこそ、「私はみっちゃんに似てるところがある」と言い続け、
そう思い続けてきたからこそ後半はちょっと辛いときもあったりしたんですけどね。
まぁただのみっちゃんの自業自得なのですが(笑)
それでも総じてすごくすごくおもしろかった!




波瑠ちゃんの演じたみっちゃん、とってもよかったです!
この設定で"「普通」の状態"を演じることってなかなかできないと思います。
みっちゃんの夫・涼太は東出昌大の棒読み演技がこんなに生きる役があったとは!、というくらいのハマリ役だったと思いますよ。
が、その演技も「怖い」と通り越して「笑えちゃう」と、ちょっと冷めちゃったりして(笑)
仲里依紗は本当にすごく上手な女優さんなだけに、ちとやりすぎ感が。
みっちゃんの初恋・不倫相手である有島!、役には鈴木伸之が大抜擢!すごいぞダン(from ハイロー)!
ものすごく爽やかで、終始「モテる」をしっかりと体現していて、とっても良い演技でした。
まだそんなに有名な俳優さんじゃないだけに、その得体も知れない感じもいいほうに作用していたんじゃないかな。
大正義・香子さんを演じた大政絢も格好良かったし、麻生祐未もさすがの仕事っぷり。
しょこたんも育三郎もクセモノすぎてめちゃくちゃ良かったですよね~。
あと橋本じゅんがプレイボーイ役でびっくりした(笑)




主人公にシンパシーを感じることができるだけでも、じゅうぶんおもしろがれたのだけれど、
展開がとにかくはやくて、みっちゃんだけがどんどん先へ導かれるように進んでしまうと、
関わっていく登場人物たちも、その勢いに煽られるかのように動く動く!
エンターテイメントとしてもすごく楽しめました。
私の脳内は完全にお祭り騒ぎで、「オラオラ~!もう誰かれ構わず出ているヤツら全員好きなようにやっちまえ~!」、みたいな感じ(笑)


「有島」という人間の正体が、ちょっとあんまりわからなかったのが消化不良かな~。
「浮気する有島」と「家族を愛する有島」と、ふたつの「有島」があまり繋がらなくて。
だってふたつの「有島」は完全に別のふたつのキャラクターだったから。
そこを掘り下げなかったからこそドラマではメインキャストの4番手になったのかな~、なんて思ったりしました。




"たまたま恋をした女性は結婚していた"だけの状況がライトに描かれているのが新鮮でした。
いままであったいわゆる「不倫モノ」とはぜんぜんイメージが違うというか。
それはいままで「不倫モノ」にさほど興味がなかった自分が、
こうして「不倫モノ」にカテゴライズされる作品を、自分に重ねて視聴していたことに違和感を感じなかったという点でも、
新しい感覚で見ていたドラマでした。
でも、最終回は「それほど」。無難で、やけにものわかりのいいラストで拍子抜け。
けれど本当に楽しく見ていたので「あなそれロス」、待ったなしで~す。


また未読のいくえみ綾による原作漫画とはいろいろとけっこう違うらしいので、
そういうところも含めて、漫画版も読んでみたいですね~。

進撃の巨人 Season2

いわゆる「アニメ2期」ってやつですね。


ずっと泣いてた。


もう、気が付いたら毎回毎回自分でもひくぐらいの大号泣。
オープニングのおなじみ『Linked Horizon』の『心臓を捧げよ!からしくしく泣き始め、
エンディングの『神聖かまってちゃん』の『夕暮れの鳥』でトドメをさされる。




私は『進撃の巨人』という作品を知るのはかなり遅くて、
キッカケは『進撃の珠理奈』というAKB48選抜総選挙松井珠理奈ちゃんの応援動画でした。
そこから、格好良いな~はやってるんだ?、程度に思っていたら畑違いのメディアでもどんどん特集とかがされはじめて。
それでちょいと動画を見てみたら立体起動装置のシーンがめちゃくちゃカッコよくって、
単純にそこから好きになりました。完全にアニメから入ってます。


だからテレビアニメシリーズ1期の後半はギリギリ見れたものの、
原作漫画をまったく読んでいなかったので、ストーリーが当然補完できないまま、
なんとなくアニメ1期を視聴していました。


で、アニメ1期が終わってしまって。
その間に、原作の連載が掲載されている別冊少年マガジン不定期でかいつまむようになり。
アニメ1期だけ見たあとに別マガで最新話見るのってかなり険しかったのだけれど、
もともとが完全に途中参加だったので個人的には違和感は思ったよりなくて。


そして、アニメ2期がはじまりました。
アニメ2期を見ながら、アニメ1期を見返して、別マガも読んで。
ひとつの作品のひとつのストーリーを3通りで追っていたので、めちゃくちゃ楽しかったです。




1期も、もちろんすごくおもしろかったんですけど、
2期は、よりキャラクターの心が感じられて、ソコがもう泣けて仕方がなかった~。
人間の強さと弱さがこれでもかというくらい詰め込まれていて。
謎が解けていくにつれて、キャラクターの内側がよく見えるようになるんですよね。
いままで設定のおもしろさとアニメーションの格好良さにばかりに気をとられていたので、
これは大きな(イイ意味での)誤算でした。


かつ、アニメーションのクオリティから作り手の情熱と心意気がものすごく感じられるから。
作画とか含むアニメーションの素晴らしさは1期も凄かったと思うけれど、
2期はOPのアニメーションからめちゃくちゃぶっとばすんですよね。
演出とかもすごくて一気に引き込まれてしまって、気がつくと完全にそちら(作品)側に立っているんです。
だからよりそれぞれのキャラクターに感情移入しちゃってもう収集がつかない(笑)


その両方の奥深さに感動して涙が出る。止まらない。
たまに泣ける内容ではないはずだとわかっていても、やっぱり号泣。
毎回アニメが終わった30分はひきずって頭はカラッポでわけもわからず泣き続けていました。
もはや病気。




入口が正規(?)ではなかったので、
いまでもネタバレとかもあんまり気にならないどころか、どんどんネタバレを探しにいっているところがあります(笑)
(かといってひとからネタバレくらうのは本当に御免なのですが、という絶妙なところ)
別マガも毎回必ず読んでいるわけはなくて飛び飛びで読んでいるだけだし、
自分の知らない部分のことを知ることで新しいストーリーの断片が見えてくるのが楽しい。


けれど、やっぱりすごいのはこの『進撃の巨人』という作品の強度ですよねー。
どれだけこうして虫食いしてても、ぜったいに「そこ」は「そこ」でおもしろいから。
一話見るだけでもしっかりとおもしろいって相当な地盤だとおもいます。
私はひねくれ者なので、漫画に関しては、「編集者」の姿を探すくせがあるのですが、
なんだかんだ、やっぱり原作者である漫画家の諫山創(いさやまはじめ)はすごい、というところにたどり着きます。


さて、アニメ3期は2018年!来年!、に放送開始だとのこと。
漫画もさることながら超一級のアニメーションももっと見たいので心待ちにしております。